コラム

とある翻訳会社のAI翻訳サービス

AI翻訳サービスがはじまっている

前回「AI翻訳と翻訳作業の内製化」について書きましたが、翻訳会社でもすでに動きがあるようです。AI翻訳エンジンを使ったAI翻訳サービスを提供している翻訳会社がありました。ブレインウッズという翻訳会社です。

AI翻訳エンジンを使ったサービスは、以下の3つあるようです。ちなみに、ブレインウッズが使用する翻訳エンジンはロゼッタの「T-400」とのことです。

  1. AI自動翻訳サービス
  2. ポストエチットサービス
  3. AI自動翻訳システム導入支援

その1 AI自動翻訳サービス

AI翻訳によってコストを抑え、かつ早く翻訳物を得たい場合に便利なサービスのようです。恐らくは、自前の翻訳エンジンを持たない企業向けに、訳質よりはスピードに趣をおいたサービスのように思えます(注:訳質が低いと言うわけではありません)。企業にとって、翻訳物をすぐに得られないストレスは多々あるとのことを耳にしているので、意外に需要のあるサービスなのかもしれません。

その2 ポストエディットサービス

企業が自前のAI翻訳エンジンを持ち、その出力結果を校正するサービスのようです。「て、に、を、は」の修正では無く、AI翻訳エンジンの癖やその分野をしっかりと理解した上での校正と思われます。当然、AI翻訳エンジンと親和性の高い訳文を作り出すことになるので、企業のAI翻訳エンジンを育てることにつながるでしょう。

その3 AI自動翻訳システム導入支援

AI翻訳を熟知したプロが、おそらくはT-400になると思いますが、その導入支援をするサービスと思われます。企業のAI翻訳エンジンの導入と育成を狙ったもので、この特許翻訳バージョンを狙っていくのが、次代の特許翻訳者の1つの道なのかな?と思えました。

まとめ

このようにAI翻訳に積極的に関わっていく翻訳会社もあるようです。翻訳者からするとあまり良くとらえることが出来ないかもしれませんが、企業側からすると、高精度のAI翻訳は「大歓迎」には違いないのです。この事実を踏まえ、翻訳者としての道を模索すべきではないかと思います。

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