放送内容の要約
転職から4週間が経過したエンジニアのnasaが、業務の核となる「インフォマティクス」という学問の広がりに触れ、データ駆動型のものづくりに向けた新たな視点について語っています。
1. 転職4週目の振り返りと「学び」の深化
- 現場への適応: 入社から1ヶ月が経とうとする中、実務と並行してマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の学習を加速させています。
- 概念の広がり: 以前は「材料開発(MI)」と「製造プロセス(PI)」の2つを中心に捉えていましたが、学習を進める中で、あらゆる分野にインフォマティクスの手法が浸透していることを再認識しました。
2. 続々と見つかる「〇〇インフォマティクス」
データ(情報)を解析して知見を得る「インフォマティクス」の枠組みには、MIやPI以外にも多様な領域が存在することを紹介しています。
- ケモ・インフォマティクス(化学情報学): 化合物の構造や性質を計算機で解析し、新薬や新材料の設計に活かす分野。
- バイオ・インフォマティクス(生物情報学): 遺伝子やタンパク質の膨大なデータを解析し、生命現象を解明する分野。
- クオリティ・インフォマティクス(品質情報学): 製造現場のデータを品質管理や歩留まり改善に特化して活用する分野。
3. 「情報の科学」としての本質
- 共通する手法: 分野は違えど、統計学、機械学習、シミュレーションを駆使して「データから価値を抽出する」という本質は共通しています。
- ドメイン知識との融合: 自身のミッションである「素材×データ」を成功させるためには、これらの多様なインフォマティクスの手法を柔軟に取り入れ、現場の専門知識(ドメイン知識)と掛け合わせることが不可欠だと感じています。
4. 今後の展望
当面はMI(材料)とPI(工程)の習得に注力しつつも、広くアンテナを張り、他分野の優れた解析手法を自社の製造現場に「トランスレート(翻訳)」していく姿勢を改めて鮮明にしました。
キーワード
- インフォマティクス(情報学): データから価値ある知見を抽出する手法の総称。
- マテリアルズ・インフォマティクス(MI): 材料開発の効率化。
- プロセス・インフォマティクス(PI): 製造工程の最適化。
- ケモ・インフォマティクス: 化学分野におけるデータ活用。
- クオリティ・インフォマティクス: 品質管理に特化したデータ科学。
- ドメイン知識: 製造現場における物理・化学的な専門知見。